社会とつながり、
自立を支えるため、
基礎からしっかり習得する

作業療法学科では、社会とのつながりや生活の中での役割、余暇活動の支援にも重点を置きながら、
医療の基礎知識や作業療法の専門知識を学び、対象者の自立を支援する力を養います。
学内講義に加え、学外授業も多く取り入れ、チーム医療に必要な協調性を育みます。
また、1年生の前期から医学的基礎知識を繰り返し復習し、基礎学力の向上を図ります。

学科長からのメッセージ

本校では勉強だけではなく他校との球技大会やドイツ学生との交流など、普段は経験できないことが
たくさんあります。有意義な学生生活が過ごせるよう、教員一同、みんなでサポートします!

Department Features

作業療法学科の特色

01
心と体のつながりを学ぶ

治療に活用することができる作業(日常生活動作・趣味活動・生活関連動作など)を実際に行い、こころと身体の両面に与える影響や効果などを学びます。

02
実践的な支援を学ぶ模擬体験

シミュレーション機器を用い、日常生活動作(入浴動作など)の分析と個別性のある支援方法を学びます。

03
動作を補う道具の活用方法

方法を変えて出来るようになる一手段として工夫された道具(自助具)とその使用方法を学びます。また、実際に自助具を作成し、使用感や操作性について検討します。

04
社会参加と心の健康を
促進する支援方法

運動や音楽など、個々の興味や楽しめる活動を通して、生活に彩りを加え、ポジティブな気持ちを引き出す支援を学びます。趣味を通して新たな目標を持ち、仲間とのつながりを深めることで、心へのサポートも行います。

Areas of Activity

作業療法士が
活躍できるフィールド

作業療法士

医療分野

大学病院・総合病院・医院
リハビリテーションセンター
小児リハビリテーション病院
精神科病院など

保健分野

保健センター

福祉分野

身体障害者更生施設
介護老人保健施設
地域福祉センター
児童発達支援センターなど

教育分野

教育・研究機関など

その他

医療・介護福祉関連企業
行政機関など

Schedule

時間割

時間割例(1年生の場合)

※下の表は横にスクロールしてご覧いただけます。

1限(9:00~10:30) 2限(10:40~12:10) 3限(13:00~14:30) 4限(14:40~16:10) 5限(16:20~17:50)
作業療法評価学実習Ⅰ 英語 作業療法概論
解剖学Ⅰ 生物学 ホームルーム
ライフスポーツ演習 コミュニケーション学 作業療法治療学演習Ⅰ
解剖学演習 身体機能学Ⅰ 生理学Ⅰ 基礎作業学
リハビリテーション概論 情報科学 基礎セミナーⅠ 解剖学Ⅱ

Common Curriculum

共通カリキュラム

医療人としての基礎を養い、即戦力となる人材育成を目的としたカリキュラム

基礎分野

  • 科学的思考の基盤
  • 人間と生活
  • 社会の理解

■情報科学 ■心理学・コミュニケーション学 ■ライフスポーツ演習
■生物学・物理学 ■英語 ■基礎セミナー ■キャリアデザイン学

専門基礎分野

  • 人体の構造と機能および心身の発達
  • 疾病と障害の成り立ちおよび回復過程の促進
  • 保健医療福祉とリハビリテーションの理念

■解剖学・演習・実習、機能解剖演習 ■生理学・実習 ■運動学・実習
■発達障害学 ■身体機能学 ■病理学 ■障害学(精神、神経内科、骨関節、
外科系、内科系)・リハビリテーション医学
■医学・医療概説 ■身体機能障害学 ■リハビリテーション概論

その他の専門分野

■身体障害作業療法学・実習 ■精神障害作業療法学・実習 ■発達障害作業療法学・演習 ■作業療法研究方法論・演習
■作業療法治療学演習(運動器・高次脳機能・神経障害) ■作業療法治療学実習 ■作業療法治療技術学 ■地域作業療法学

臨床実習について

現場での生きた学びで、
実践力を身につける。

学生であっても、実習で現場に立てば一人の医療従事者。リハビリテーションを必要とされる方のために最善を尽くさなくてはなりません。本校では、全国の受け入れ実習施設の協力により、各学年に応じた臨床実習の機会を多数設けています。

Clinical Training

臨床実習スケジュール

※下の表は横にスクロールしてご覧いただけます。

基礎実習Ⅰ 基礎実習Ⅱ 評価実習 総合臨床実習Ⅰ 総合臨床実習Ⅱ
時 期 1年次 冬 2年次 夏 2年次 冬 3年次 春
期 間 45時間 90時間 225時間 315時間 315時間
内 容 作業療法の現場を
見学する
通所リハビリテーションの
現場を見学する
評価(検査・測定)や
治療プログラムの
立案を経験する
作業療法の評価から治療までを
総合的に経験する

主な実習先(北陸3県例)

石 川

浅ノ川総合病院、石川県済生会金沢病院、石川県立高松病院、石川県立中央病院、介護老人保健施設千木町ケアセンター、金沢医科大学病院、金沢こども医療福祉センター、金沢赤十字病院、金沢大学附属病院、金沢脳神経外科病院、加賀市医療センター、片山津温泉・丘の上病院、久藤総合病院、恵寿総合病院、公立つるぎ病院、公立能登総合病院、小松市民病院、城北病院、市立輪島病院、珠洲市総合病院、地域医療機能推進機構金沢病院、芳珠記念病院、やわたメディカルセンター

富山

アルペンリハビリテーション病院、介護老人保健施設みしま野苑一穂、黒部市民病院、厚生連高岡病院、公立南砺中央病院、砺波誠友病院、富山県済生会富山病院

福井

公立丹南病院、福井心臓血圧センター福井循環器病院、福井大学医学部附属病院

Lecturers and Message

教員紹介・在校生メッセージ

作業療法士の幅広い知識と技術は、
多くの人を笑顔にできる

私は病院やクリニックで14年間、さまざまな臨床経験を積んできました。作業療法士は、赤ちゃんから高齢者まで幅広い対象に対応するため、多くの知識や技術を学ぶ必要があります。そのため、講義や実習では学生の皆さんとのコミュニケーションを大切にし、共に学び合える関係を築くことを心がけています。皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!

作業療法学科 坂下 宗祥先生

MESSAGE

在校生メッセージ

作業療法学科

蔵田 愛花さん

入学当初は授業についていけるか不安でしたが、クラス間・友達同士で教え合い、分からない所があれば先生方も一緒に考えてくれ、答えに導いてくださいます。勉強する環境が整っている分、一生懸命励むことができています。また、外部の先生の授業が多いため実際の病院の様子を聞けることも多くあり、自分が進みたいと思う道を考える良い機会になっています。

作業療法学科

笹田 一輝さん

学校に入学して個性的な先生や友達と出会えたことが良かったです。新しい環境で勉強することに恐怖心がありましたが、入学してみるとそのイメージが180度変わり、今では自分のペースで勉強ができています。様々な考え方を持つ友達と学ぶことで、視野が広がり自分を高めることができています。

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